シンピジュームの花言葉は【飾らない心】【豪華】【野心】
ちょっぴり高めのこのお花、シンピジュームです。
お祝い事によく使われますね。
きれいで、上品その上、とても強いお花です。
シンピジュームは、蘭科・熱帯アジアが原産地です。
名前の由来は、学名:Cymbidium(シンビジウム)
ギリシャ語の「cymbe(舟、ボート)+ eidos(形)」が語源です。
(花の形から)
このシンピジュームにもギリシャ神話はあるんですね~。お花と神話は付き物なのかな?
むかし、むかし、山野の精サテュロスの息子オルキスは陽気でナカナカの好色漢でした。。。え~おわかりですか?「好色漢」。。。
今で言う「助平(こんな字書くんですね)」…すけべいです!
ある祭りの夜、お酒に酔って女官に悪戯をしてしまいます(まぁ~きれいな方だったんでしょうね~可哀想に)
そして、そのことが神々の長ゼウスの怒りに触れ、罰として八つ裂きにされてしまいます。(…コワイ)そのうえ野に捨てられるんですね(うぁぁ~)
変わり果てた息子の姿を見た父サテュロスは、
息子の身体を元に戻して欲しいと願うものの聞き入れて貰えなかったのです。
しかし、なげき悲しむサテュロスを見たゼウスは、八つ裂きにしたオルキスを、花に変えたのでした……
つまりこの花が蘭という訳です。(ちょっとやりすぎた…って思ったんでしょうね。きっと)
神話ってイイ話もあるんですが、コワイ話のほうが多いような気がします。きっと、人はすぐに悪い事をしてしまう癖があるから、戒めのような役割があるのかもしれませんね。