━━━とてもよくきく、湯あげ方法!
湯あげは、水揚げ方法の一つで、
切花が長持ちするようにする処理方法の一つです。
菊科植物に向きますが、一般的な仏花用の菊の花には必要ないです。
(とても強いので手折りで十分お水は上がります)
茎に気泡が入り、水が上がりにくくなったお花が、水を吸いやすくする時に使う方法。
(解りやすく言うと、ガーベラ・マーガレット・ひまわり・ストックなど、お花や葉っぱに元気がなくなってきたらお試しください。)
少しだけ新聞紙から茎を出してください。
新聞紙等でお花を包んでください。
少しキツメに巻いてください。
水蒸気にお花があたらないようにします。
☆新聞紙からお花が出ないようにしてください。
茎は斜めに切ってください。
90℃以上の熱湯を用意してください。(お湯の量は茎が2~3㎝浸かる程度)
熱湯を用意したら、茎を斜めにカットしてください。
熱湯に浸けてください
カットしたら直ぐに熱湯に3~5分ほど浸けてください。
水道水に浸けてください
時間がきたら、すぐにお水に浸して冷まします。(水道水で大丈夫です)お水の量はあまり少なくないように。多すぎてもいいです。
茎の中の水の体積を膨張させ、内部の気泡を植物の体外に押し出すことで水揚げがよくなります。(あまり難しく考えないでください ^^)
お水には約2時間くらい浸けてくださいね。
(新聞紙は外さないでください)
湯あげをした茎は、熱湯に浸けた部分が黒く変色しますが、すぐにカットせずにしばらくの間そのままにしてください。
せめて、2時間くらい冷ましてからカットしましょう。
ちなみに、花屋では翌日の朝にカットします。
この湯あげ方法は、お花屋さんで頻繁にする作業です。
ですから、間違いないです。おすすめします♪
湯あげ方法が向かないお花は。。。基本どのお花でもいいですが、
試しても意味がないお花にはしないです。
例えば、ユリ・菊の花(以外のキク科のお花は別です)カーネーション・アンスリューム・トルコキキョウ・りんどう。。。かな?
手折りで水揚げをするお花は、湯あげ方法よりも、手で折ってください。
そのほうがよくお水があがります。(トルコキキョウ・りんどう・など)